Geo+FREITAG
これはFOSS4G Advent Calendar 2011 参加による12/20分の記事にしようとしてしそこなったグッズ系の記事です.
FREITAGというバッグブランドを街で見かけたり自分で持っているという人もけっこう多いと思うのですが,GeoっぽいFREITAGの話を少し.
FREITAG(http://www.freitag.ch/)は,スイスチューリッヒに本拠地を構えるバッグメーカーなのですが,その特徴はヨーロッパを走ったトラックの幌をリサイクルした生地が用いられていることだと思います.FREITAGのバッグを持っている人のそばに立つと,なんか強烈なビニールの匂いがしたり,FREITAGユーザが新品のはずなのにやたら汚いバッグを嬉々として持っていたりするのはそのせいです.
その魅力は,実際に使用された幌を使うということで,さまざまなデザインの生地があること,かつそのために同じバッグの形であったとしても,同じデザインになることがほとんどないこと.
ヨーロッパのトラックの幌の美しいデザインやタイポグラフィが施された一点もののバッグなのです.
そこで,Geoなクラスタの方々にFREITAGの楽しみ方を紹介します.
1.Geoなデザイン探し
幌のデザインを生かした生地のカッティングがFREITAG購入の判断の重要な部分を占めるのですが,探しているとGeo系デザインに偶然なっているバッグを見かけることがあります.その事例を少し紹介すると,
(1)文字型
「GIS」や「Log」「POI」や「△△m」などの文字や国名などGeoな人々にとってなじみ深い文字が入ったものがあります.特に「GIS」や「Log」の文字は,物流会社のトラックの幌が多いことから「logistics」の一部が切り取られるためにけっこうみかけます.
GISの文字 F77 Ben |
(2)地図・地球儀型
これも物流会社のトラックの幌が多いことと関係しているのですが,それらの会社のトレードマーク・ロゴや幌のメインの絵柄などに地図や地球儀などが多く使われていて,それらが切り取られた例もあります.たぶん地図の方が比較的狭い地域の物流会社,地球儀の方がグローバルな事業展開を行う物流会社という傾向があるんだと思いますが,検証はしていません.
北極から北大西洋の辺りが切り取られた図案 F75 LELAND |
(3)地図記号・POI型
センターラインが引かれた道路の図柄 F21 NIGHTCLUB |
2.Geo+FREITAG購入法
では,このような図柄のFREITAGを購入するにはどうしたらよいでしょうか.方法は2つですが,いずれにせよ,手間がかなりかかります
(1)オンラインショップで購入
FREITAG本家のwebページにはオンラインショップ(http://www.freitag.ch/Fundamentals-line/c/Fundamentals)が開設されていて,日本から購入・送付することが可能です.普段からページをチェックすると,たまにビビビっとくる柄のバッグが見つかります.
(2)店舗購入
FREITAG本家のwebページのストアファインダー(http://www.freitag.ch/store-finder)から,近所のお店を探して,定期的にチェックするお仕事になります.これらのお店を巡回しているFフリークの人々もけっこういるみたいです.ルートや営業時間を考慮して効率的に巡回できるようなアプリが開発されるとうれしいところ.
こんな風にたかがバッグにかなり労力が結果としてかかってしまうので,誰にでもお勧めできるものではありませんが,その魅力にはまってしまった者にとっては,この時間が逆に楽しいものとなります.特にGeoな図柄を見つけると,どうしても買ってしまいがちで,自宅にカバンがどんどん増えてしまうため,最近は購入自粛モードにならざるを得なくなっています.
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